写真:弁護士の面会中に刑務所の面会室で撮影されたコンスタンチン・バジェノフ氏。ディミトロフグラード。2020年2月27日
10月28日、ディミトロヴグラード市裁判所のドミトリー・ルスキー判事は、3年半の植民地生活で有罪判決を受けたエホバの証人コンスタンチン・バジェノフの判決を和らげ、刑期が満了していない部分を罰金に置き換えることを拒否した。弁護側はこの決定を不服として控訴する。
「残念なことに、コンスタンチンと私は、ある程度、そのような決定を期待していました」と、コンスタンチンの妻であるイリーナ・バジェノワは裁判後に述べ、ロシアのエホバの証人に対する 弾圧 の状況下では、裁判所は拘禁されている場所での信者の模範的な行動を簡単に無視できることを示唆しています。
欧州エホバの証人協会の代表であるヤロスラフ・シヴルスキー氏によると、裁判所が却下した理由は、信者が「過激派活動で有罪判決を受けた人物」として予防記録に残っているという事実でした。「信仰で有罪判決を受けたすべてのエホバの証人は、自動的にこの地位を受けます。これは、彼らを意図的に弱い立場に置きます。また、コロニーからの肯定的な評価にもかかわらず、矯正施設と検察官は、不明確な理由で信者を釈放する要求を支持しませんでした」とシヴルスキーは述べた。
今日まで、コンスタンチン・バジェノフは、裁判所が下した刑の5分の4、つまり80%以上を服役している。さらに、信者の弁護士が裁判の前夜に 言った ように、「コンスタンチンは...さまざまな賞を受賞し、刑務所のスタッフに対して敬意を持って正しく振る舞い、対立せず、模範的な家庭人です。
コンスタンチン・バジェノフさん(45)は、2020年2月からディミトロヴグラドの流刑地に収監されている。2019年9月、 裁判所は 、コンスタンチン氏と5人の仲間の信者に対し、平和的な宗教的信念を捨てなかったとして、過激主義の罪で有罪判決を下した。