写真:コンスタンチン・バジェノフ
2020年5月15日、ディミトロヴグラド第3植民地の行政当局は、信仰を理由に有罪判決を受けたコンスタンチン・バジェノフ氏に、ロシア国籍の剥奪を通知した。2009年、コンスタンチンと彼の妻はウクライナからロシアに戻り、そこで市民権を取得しました。当局は、バジェノフ氏のロシア国籍取得許可を取り消したのは、バジェノフ氏の信者であるフェリックス・マハンマディエフ氏に対する同じ決定からわずか数日後のことだった。
コンスタンチンはヴェリキー・ノヴゴロドで生まれ、幼少期に両親とともにウクライナに移住した。2001年、ドネツク州出身のイリーナと結婚。2009年、夫妻はロシアに移住し、ロシアで市民権を取得しました。
2019年9月19日、 コンスタンチン・バジェノフは 懲役3年半を言い渡された。彼は、バジェノフ判決のわずか数日前に当局によってロシア市民権の付与許可が 取り消 されたフェリックス・マハマディエフを含む、サラトフ出身の5人の仲間の信者と同じ刑事事件で告発された。
「夫に市民権を与えるという決定は2020年4月20日に取り消されたが、植民地が夫に知らせたのは5月15日になってからだった」と、コンスタンチンの妻イリーナ・バジェノワは述べた。
欧州エホバの証人協会の代表であるヤロスラフ・シヴルスキーによれば、バジェノフとマハンマディエフの市民権の剥奪は、ロシアの司法制度の無差別性を証明している。「当局は、形式的には法律に従っているが、テロリストと平和的な信者の両方に同じ措置を適用している。彼らは、神と人々への愛という信念のためだけに投獄されている」とシヴルスキーは状況についてコメントした。
国際社会は、エホバの証人への迫害を 不当で違法であると考えています。ロシアの人権活動家は、コンスタンチン・バジェノフ氏とフェリックス・マハマディエフ氏を 良心の囚人リストに含めている。