写真:セルゲイ・イサエフ
2017年9月15日、宗教を理由に逮捕されたソチ在住のセルゲイ・イサエフさん(32)は、警察官に従わなかったという冤罪で8日間拘留された後、妻子の元に戻った。一方、FSBは地元の10代の若者に圧力をかけ、イサエフに不利な虚偽の証言をさせた。
セルゲイ・イサエフは、家族の友人である16歳のアルセニー・Uと歩いていたところ、彼らをエホバの証人と認めた通行人の証言に基づいて、ホスタ川に架かる歩道橋で拘束されました。男たちは警察署に護送され、FSBのセルゲイ・ムツコ少佐による尋問と捜索を受けた。10代の少年は釈放され、セルゲイ・イサエフは警察官への不服従というばかげた容疑で10日間逮捕された。
翌日、16歳のアーセニーと彼の母親はFSBに召喚された。刑事訴追と、自分と母親に対する制裁を脅かしたFSBのムツコ少佐は、アーセニーに、イサエフに不利な準備された証言に署名するよう要求した。とてつもないプレッシャーにも関わらず、アルセニーは断固として署名を拒否した。
控訴審で、クラスノダール地方裁判所はCCTVの映像を見せられたが、それによると、セルゲイ・イサエフは警察官の要請に応じて何の抵抗もなく、警察官と一緒に歩いていたことがはっきりと示されている。その結果、裁判所はセルゲイ・イサエフの釈放を決定した。
セルゲイと彼の妻は怯えることなく、確固たる信念と勇気を保ち続けています。彼らは、困難な時期に彼らを助けてくれた神とすべての人に感謝しています。